【番外編】大人の吃音症とお酒の付き合い方

吃音症とお酒の関係性?

吃音症とお酒ってどう関係があるの?」と思われるかもしれません。私的にも今はそんなに関係ないのですが、過去の私の中には関係がありました。以前の記事にもあるとおり、吃音症に悩んでいた私は電話が極度に苦手でした。吃音症を気にして、大学時代の好きな人に電話すらできなかったのです。ただ、お酒を飲むと酔って吃音症を忘れられることがあり、当時好きだった人に普段以上の勢いで電話して、その日以来、嫌われたのはつらい思い出ですね。

以前はお酒・飲み会が嫌いだった

さて、今ではお酒・飲み会がウェルカムな私ですが、以前はお酒・飲み会が大嫌いでした。というのも、もともとお酒に弱くてすぐに酔っ払い、すぐに寝る、起きて吐くなんてことはしょっちゅう。いい思い出もなく、受けも悪く、お酒・飲み会ともによいイメージはありませんでした。そもそも性格的にも寡黙に近かったので、飲んでも話すことが無くて、けっきょく寝てしまうんですよね。当時は親しくない人と話すとき「こんなこと話してもいいのかな」、「こんなことしたらすべるのかな」とか、そんなことばかり考えてました。

お酒・飲み会が好きになったきっかけ

そんな私をお酒・飲み会好きに変えたのは前の会社の悪い先輩です。もともと会社の外のつながりの多い方で、その先輩にとても気に入られたこともあって、しょっちゅう合コンや出会いの場に連れて行ってもらったものです。人数の多い飲み会だと話していなくても寝ても問題なかった(実際は大問題です)ですが、そういった少人数の場に行くと沈黙・寡黙はご法度。嫌でも話さなければいけません。

基本的にテレビを見ない、ユーチューブも見ない、見るのはアニメとゲーム、映画くらいの私でしたが、そのような場所に何度も連れられて行った結果、少人数であれば人と話せるようになり、お酒も話すときの盛り上げに必須だと思うようにもなりました。もちろん、何度も吐いたり、散財したり、いろいろなことがありましたが、今となればよい思い出。よくも悪くも先輩のおかげで、お酒・飲み会が好きになり、人との雑談もうまくできるようになりました。

お酒は楽しいけど、依存はダメ・絶対

お酒を楽しく飲めればストレス発散にもなり、そのとき限りでも嫌なことは忘れられるので、お酒との付き合い方次第だと思います。話は戻りますが、大学時代の私は吃音症で嫌な思いをすると、お酒を飲んで忘れようとしていたことがありました。そんな飲み方はあまりよくないですし、楽しくないですよね。以前、弟から聞きましたが、何か嫌なことがあるたびにお酒を飲んでいるうちにアルコール中毒になった人もいるそうですよ。

適量を飲んで、ストレス解消!

お酒は適量を飲んで、ストレス発散につなげましょう。私は調子にかなり左右されますが、2~4杯あたりで酔ってきます。今では吃音症であるか、ないか。お酒を飲みながら気にすることはほとんど無くなりましたが、正直、今の職場もかなり人間関係がしんどくなってきているので、ストレス発散で毎日家で飲んでます。

寡黙で話すことに自信がない方は、合コンや出会いの場で、無理やり話さなければいけない環境を作るのも1つかもしれません。何度も失敗を繰り返していれば、「自分の形」ができてきて、普通に話すことに抵抗がなくなることもあります。あくまで私の場合ですが。「私の形」についてはいつかの記事でネタにできればと思います。ふざけていますが、今回はこのあたりで!