当サイト管理人たろPってどんな人?

隠れ吃音とは

隠れ吃音とは、私も明確な定義を知らないので、調べてみたのですが、引用に利用するいつものWikipediaのようなサイトもありませんでした。そこで私個人の持つ意味合いを述べると「吃音者だけど、隠して生活できること・人」のような認識です。過去の記事「吃音症とは?私が吃音に悩むようになったきっかけ」にも書いておりますが、私も吃音者です。大人になりましたが完治していません

というのも、まだどもること(連発・難発)があるし、どもることに対して「ああ、ダメだな」といった意識を持つこともあるからです。ただ、うまく隠すことはできるレベルにはなりました。もちろん、今でも話すことは人一倍、気を使いますし、疲れます。緊張する場面だとどもりやすいです。また吃音(というより最近は精神的)の波もあります。日によってはスラスラ話すことができたり、当たり前の単語でつっかえたりします。

吃音者の方から私の話し方を見ると、「この人(たろP)は吃音者かな?」と思われるかもしれませんが、吃音者ではない方にはわからないレベルで何とか日々の日常を過ごしています。普通の人から見て吃音者だとわからない、ただ当事者は吃音者であることを意識している人が隠れ吃音というのではないでしょうか。

管理人たろPについて ※過去~現在

過去の記事「吃音症とは?私が吃音に悩むようになったきっかけ」にも書いておりますが、学生時代は吃音を人生で最大のコンプレックスだと思い込んで辛い思いをし、今のように隠れ吃音となるまでは、たぶん人一倍つらい思いをしてきました。実際に、死にたいと感じたことは何度もありました。精神安定剤に依存していた時期や減薬で本当につらい思いをしたこともあります。

大人になってからも、吃音症がコンプレックスで他人とのコミュニケーションがうまく取れず、以前は異性との関係は全くダメで、将来は結婚もあきらめていました。ただいろいろな出会い、縁があって、人との付き合いができるようになり、今では上場企業のSEとして働いています。本当に無色でどん底の時期もあったので、そこから這い上がって成功したと思います。

私の人物像としては、基本はまじめで誠実、動く前に考えるタイプ。リーダー的では全くないものの、分け隔てなく人と接することができ、正反対のリーダー的な人に好かれる傾向があります。また、気の合う人とはとことん仲良くなります。友達は人より少ないですが、本当に仲のいい親友は何人かいるような感じです。結婚式に呼ばれる程度には今でも交流があります。

管理人たろPについて ※今後~

当サイトを通じて、吃音症に悩む方、特に若い方に私の経験からアドバイスを発信できればと考えています。というのも正直、恥ずかしいことに今、趣味がないんです。本当に、大好きな恋人と会うか、電話するか、その時のデートのプランを考えるくらい。あとは映画や本、音楽、PC関係を少したしなむ程度です。あとはお酒と飲みに行くのも好きですが。

実は今回、母がピアノ教室をしており、ピアノ教室のホームページを作成してほしいと依頼を受けました。そんな中、「レンタルサーバ借りたのはいいけど、せっかくだからドメインいくつか取得して、吃音症のことのついて発信しよう!」という形で始まったのが当サイトです。なので、母がホームページの依頼をしてこなければこのサイトはなかったです。本当に人生って不思議です。

最後に、当サイトを開設してから1週間、SNSは情報の通知だけでしたが、これからは積極的にTwitterにて交流していこうと思います。急なフォローやリプライでびっくりする方もおられるかもしれませんが、ご了承くださいませ!そんな感じで、当サイトの管理人たろPの自己紹介を終えようと思います。