転職直後に気を付けることって?
私はまだすぐに転職が決まっているわけではないのですが、入社後のイメージを思い描こうと「転職後、最初の1年にやること」読んでみました。
結論から言うと、「本当に転職が決まってから読む本」といったイメージです。というのも、「~か月までに○○をする」といった、具体例がわかりやすく書いてある書籍であり、入社後の将来のビジョンを書いてあるわけではありません。
まず初めに対談があり、そのあとで「転職初日」、「1か月目までに」、「3か月目までに」、「半年までに」、「一年までに」といった形で段階ごとにわけで、具体的に何を意識する、実際に何をするとよいかが書いてある流れです。
具体的な事例とアドバイスが豊富
本書では何をすべきかのアドバイス、具体的な事例(成功談・失敗談)、まとめという流れで構成されているので、頭に入りやすくとても読みやすいです。
アドバイスは多岐にわたります。ただ、どれも努力さえすればできるような項目ばかりで、ぜひ全部読んで実践していただきたいです。その中でも、まだまだ人生経験の浅い私が将来、特に力を入れようと感じた項目だけを簡単にまとめてみました。
あまり歓迎されていない?そんなときは・・
入社してもそんなに歓迎されないことがありますよね。通年で入ってくることも1つ原因ですが、何よりあなたのせいで出世が遅れる人がいるかもしれない、ということでもあります(考えたことがなかったです汗)。
そんな敵意を向けられがちな状況に置いて、自己紹介が超大事!とにかく敵意を向けられていても、味方アピールをします。最低限伝えるべきことも本書でまとめれているので、いくつものバージョンのものを徹底練習します。
未知のキーワード、どうする?
新しい会社の打ち合わせでありがちな、独自キーワードや業界用語がバンバン出てきて会議についていけないこと、ありますよね。逐一聞くこともできないキーワードについてはメモを取り、自宅にて徹底調査!
常にブラッシュアップを続けて、未知キーワード用語集をアップデートし続けます。そうすることで、会議についていけないこともなくなります。
ついおろそかにしがちなあれを熟読!
グループウェアや社史など、必要な時にしか見ないこれらの資料(ツール)は情報の宝庫です。グループウェアなら文章の書き方から会社の雰囲気がつかめますし、社史を読むと会社の方針が見えることも。上司との共通項にもなりうるので、熟読必須!
私なんか今の会社では、恥ずかしいながらも社史は入社当時以外はほとんど見たことがなく、流れをつかんでいる程度。またグループウェアについても、通知が来たら読む、案内を出すときは出す、その程度です。もっと読み解くべきですね。
まとめ
とりあえず続ける3つのこと
「未知キーワード用語集・人物相関図・違和感ノート」を続けること。それぞれについては、詳しく本書に書いてあるので、是非とも読んで実践していただきたいです。
特に、人物相関図と違和感ノートは早い段階から実行してみたいです。というのも、本書を読んでいると、これらについて「なるほど!」と思うことが書いてあり、今の会社でもそうですが、新しい会社との違い、共通点などを確認してみたいためです。
まとめのまとめ
転職して「あなたも使えるやつだな」って思ってもらいたいですよね。そう思ってもらえるように、「世渡り上手になるなら陰でこれをしておこう!」といったことが具体例とアドバイスがとてもわかりやすく書いてある本書。
実際に実行できることばかり書いてある(とはいえ時間は努力が必要な事項も多いです)ので、「転職後に何に気を付ければいいか」と悩んでいる方にはピッタリな本だと思います。私も、転職が決まれば再度、本書を読んで準備に取り組む予定です。