具体例が多く、とてもイメージがつきやすい
副業でWebライターを考えてみるものの、副業などをやったことがないと、なかなかイメージが付きにくいですよね。
そんな中でも本書では、専業Webライターである著者によって、多くの具体例を交えてわかりやすく書いてあります。
「どんな仕事なの?」「どれくらい稼げるの?」「未経験でもOK?」といった疑問点が解消されること間違いなしです。
前回の記事ともリンクしている部分があるので、下記リンクもご参考いただければ幸いです。
Webライターを副業にするには?「文章だけで月100万稼ぐ方法」を読んでみた!
はじめにお伝えしますが、 この書籍には「自身のブログのSEO対策・アクセスアップ・ライティング技術で稼ぐ方法」は書かれていません 。 「Webライターの仕事を副業にすること」にフォーカスを当てて、 Webライターの仕事について、とても丁寧に解説されている書籍 です。 正直、私はタイトルだけでは「Webライターになるための本」だとは思わず、普通にブログ関連の知識をつけるために読んでいました。 …
気になる内容
超具体的に、Webライターとは?
ご飯を食べるお店を調べるとき、Googleで「東京 ランチ オススメ」などと検索しますよね。
この時にヒットするサイトの記事を書くことが、Webライターのお仕事です(それがすべてというわけではありませんが)。
もちろん、今の社会では食べ物に限らずに何でも検索で解決することが多いので、様々なジャンルがあります。
書きたいことを探していくうちに、あなたにもあったWebライターのジャンルがきっとみつかるはずです。
Webライター、どのくらい稼げるの?
大きく分けて「文字単価」、「記事単価」に分かれており、「文字単価」だと「〇円/文字×文字数」となります。
このあたりは前回のブログ記事でも紹介していますが、本書では初心者~プロまで細かく金額が記載されています。
だいたい、どれくらいの文章量でどの程度稼げるのかがわかる内容になっています。実際の筆者の月収例も交えて書いてあるので、イメージがとてもつかみやすい内容です。
Webライターの魅力5つ!
Webライターの魅力についても大きく5つ、紹介されています。
どれも納得のいく説明ばかりで、特にコロナ禍で場所を選んだり対面したくなかったりするこの状況において、Webライターが注目されるだけのことはあると感じました。
ただし魅力だけでなく、軌道に乗るまでの辛い部分まで書いてあります。いい面だけでなくきちんと辛い面まで書いてあって、信憑性も高いのもポイントです。
Webライターに向いている人は?
「誰でも出来そう!」と思わせるような内容です。文章を書くのが嫌いであると辛いでしょうが、ネットでリサーチするのが好きな方などが向いています。
今の若い方はそういった「リサーチ力」に長けている方が多いので、文章を書くのが嫌いでなければ誰でもできるのではないでしょうか。
ただそんな中でも、「自己主張が強すぎる人は向いていないかも」など、注意点までしっかり書かれているので、あなたの適正についてもなんとなくわかると思います。
初心者ライターの仕事の探し方もバッチリ!
大きく6つ紹介されていますが、やはり本書でも「クラウドソーシング」を勧めています。
その他についても、探し方について具体的に書かれているので、「クラウドソーシング」以外の探し方がわからない方にもオススメできる内容です。特に、「Indeedで『Webライター』で検索」というのは全く知りませんでした。
また、仕事を引き受けるにあたって「避けるべき仕事」についても具体的に書かれているのも初心者に親切な内容です。私も実際に参考にさせていただきます。
月に20万を稼ぐまで
まずは「実績」が一番大事です。「実績」×「評価」で決まるようなので、とにかくきちんと数をこなすしかないですね。
また、自分自身の作品集である「ポートフォリオ」を作ることや、得意ジャンルを見つける(2、3個に絞る)など、具体的なお金の稼ぎ方についてもいろいろと紹介がありますよ。
まとめ
本書についても読みやすく、1~1時間半程度で読み終わりました。他の書籍と比べて、具体的な例・値が多くてわかりやすいのが特徴だと思います。
具体的に書かれているため、「Webライターが全くの未経験でイメージがつかない」、「何から始めたらいいのかわからない」方に特にお勧めできる内容です。
実際にもっと深い詳細を知りたければ、ぜひ本書を手に取って読んでみてはいかがでしょうか。きっと、Webライターについてイメージがつかめるはずです。
あなた自身にとって楽しいことや、過去のスキルなども思いがけず需要があることもあるようなので、とにかくWebライターを始めてみてはいかがでしょうか。