家のエンタメ専用機PS4で高速化を考え

Switchにない気になるPS4タイトルがある
今更ながらPS4を高速化してみました。というのもSwitchにない気になるPS4タイトルがあるからです。リリースされると言われながらまだリリースされていない原神、クラウド版ではないPSO2NGS、PUBGなど・・。
どれもPCでは全てリリースされており、実はデスクトップPCも持っているのですが、同棲してからデスクトップPCを触る機会もなく(リモートで少しいじる程度です)。触れるのがSwitchとPS4だけなのです。
Amazonプライムなどエンタメコンテンツがある
また、AmazonプライムやNetflix専用機でもあります。iPadもあるので寝転がりながら観る分にはiPadでもよいのですが、腰を落ち着けて映画を観るときはPS4の方がいいこともあります。
そんな中でPS5が出ていながらも、まだまだ現役で使えるPS4をチューンアップしようと思い、普通とは異なる方法でチューンアップをすることにしました。それがHDDクローン化でSSDへ入れ替え(換装)及びPS4の初期化です。
結論から言うと、SSDに入れ替えするだけならクローンマシンはいらないです。ただ、残ったHDDがそのままバックアップとして使える(差し直すだけで元の状態に戻せます)し、今回はアカウント関係も含めて初期化するのでその方が安心かな、と思いました。
今回用意するもの
PS4 ※家の環境

旧型のPS4です。今はない、カバーを着せ替えられるというタイプのものです。実はカバーを何枚か持っているのですが、本当にこのカバー着せ替え機能はなんだったのか、楽しいのですが本当にいらない機能だなと思います。コレクション要素はあるのですけどね。
今回はこの中に入っているHDDを抜き出し、SDDに中身を丸ごとクローン化してから差し直します。ちなみにPS4は筐体が大きいですが、実は内蔵HDDは2.5インチです。そのため、一般的なSSDであれば入れ替えに互換性があります。
クローンマシン(KURO-DACHI/CLONE/U3)・内蔵SSD(480GB)


クローン化のために用意したクローンマシンです。玄人志向さんの「KURO-DACHI/CLONE/U3」という機械です。Amazonで買いましたがヨドバシの方がかなり安かったですね。
あとはSSDです。このクローンマシンを使うには、元のHDD以上の容量のSDDが必要です。元の内蔵HDDは公式には500GBと書いてあり、480GBのSSDを買ってから「サイズをまずった」と思いましたが、すんなりクローン化できました。あとからHDDを見てみると、ディスクの合計容量が467GBとなっていたため、そのせいかもしれません。
PS4のSSD入れ替え手順を簡単に
今回の流れ
- PS4から内蔵HDDを取り外す ※プラスドライバ1本でOK
- クローンマシンにセット、クローン作成
- 作成したSSDをPS4に取り付ける
- PS4を初期化 ※この手順は基本的に不要です
PS4から内蔵HDDを取り外す ※プラスドライバ1本でOK

写真中央の銀色のプラスネジをプラスドライバで回します。それだけでHDDのトレイが出てきます。そのトレイからHDDを抜き出せばOKです。HDDもSSDも同じ2.5インチのため、別で何かを購入する必要がありません。
クローンマシンにセット、クローン作成

クローンマシンのHDD1に元のPS4内蔵のHDDを、HDD2に購入したSSDをつけます。逆につけるとデータが全て消える(新品で上書きされる)ので気をつけましょう。あとは緑色の小さいボタンを長押しすればクローン開始です。オレンジ色のライトが右、左へ点滅し出したら成功です。ちなみにですが3時間ほどかかりました・・。
作成したSSDをPS4に取り付ける

元の内蔵HDDを取り外したのと逆の手順でSSDを取り付けます。クローン化したSSDを取り付ける向きについては写真を参考にしてください。あとはこのままPS4に差すだけです。先にも述べていますがHDDもSSDもサイズが同じなので、そのままするっとささります。
PS4初期化 ※この手順は基本的に不要です
PS4の初期化作業について基本的に不要なので、アカウントやストレージをキレイにしたいという考えの方以外は飛ばしてください。設定から一番下の項目である「初期化」を選択して進めるだけです。今回は売却しないので「クイック」で初期化しました。
初期化してみるとPS4は初期設定から始まります。日付時刻からアカウントの連携、ネットワーク接続など初めから設定していきます。これらを設定するとPS4の再インストール完了、ストレージからアカウントまで全て初めの状態になります。
PS4を再インストールしてみた記事

PS4の動作が高速化
起動時間などは計っていないですが、以前より体感で早くなりました。以前、まだSSDが普及する前、オンラインゲームのデータチェックの時間が何倍も違ったことを覚えているので、そのような時には特に真価を発揮すると思います。もちろん、動作チェックは問題なしです。
ストレージ・アカウント関係もキレイに
初期化していればストレージやアカウントもキレイになっているはず。PSプラスに入っていないのでセーブデータも一緒に消えました(厳密には元のHDDには残っています)が、キレイにして再インストールの形で使いたかったので問題なしです。
バックアップも安心!
先にも述べていますが元のHDDがそのまま残っているため、最悪、動作しなくても差し直せば前の状態で動き出します。そのためのバックアップが手元にあるだけでも安心ですよね。
さて、通常のSSD入れ替え(換装)+初期化でも良かったかもしれませんが、個人的にクローン化してやってみてもできるか確認したかったのでブログにもしてみました。
このクローンマシンはデスクトップPCやノートPCでもOSの入ったストレージを丸ごとコピーするときなどでも大活躍します。今は埃をかぶっているASUSで揃えているデスクトップですが、今後は使えるといいなー(多分使えないですが・・)。